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「活気のある商店街で、ふれあいと買い物を楽しむ」


株式会社 三和綜合コンサル
代表取締役社長 今井 信宏

 今回は弊社の近所、大阪市旭区にある商店街「千林商店街」を紹介したいと思います。
 千林商店街は京阪電鉄の千林駅を起点とし、国道1号線まで東西に約1kmの全覆型アーケードで、千林商店街は他にいくつかの商店街ともつながっており、私も全て見てまわったことは今だにない。日中は歩行者専用道路となり緊急車両以外は自動車が進入してこないので安心してショッピングを楽しめる。

※千林商店街マップ(HP:せんばやしどっとこむ より)

千林商店街マップ

 千林商店街を歩いていると八百屋や魚屋、肉屋等のお店から「いらっしゃい、いらっしゃい、安いよ」の活気のある掛け声があちこちから聞こえてくる。ほんまに安いんかと思い値段を聞くと安いと感じることが多い。そしてその商品を買うと元気な声で「おおきに、ありがとう」と一声。お得感のうえ元気な掛け声で送ってくれ、何か気持ちがよくなる。子ども連れのときは、おまけがもらえることもある。なるほど利用客が多いのもうなずける。

 運がよければオリジナルソング♪・・・いち・じゅう・ひゃく・せん・せんばやし 親しみの町せんばやし、今日も楽しいショッピング、ふれあいの町せんばやし、千林商店街・・・♪の歌詞が聞けることもある。じっくり聞くと昭和のにおいを何かしら感じさせる。ちなみにこの歌は「探偵ナイトスクープ」にも取り上げられたこともあるほどである。
 ついでに、テレビの取材なんかもよく見かけ「探偵ナイトスクープ」の探偵等、関西のテレビ番組で見たことある芸能人なんかにも会える。最近では、よゐこ、稲垣早希をみて感動したこともある。
 千林商店街は建築様式も特徴があり、長屋形式で建てられているのが多く残る。しらべてみると、第二次世界大戦の空襲を免れていたので昭和戦前の長屋を、現代風に改造した店舗が多く、商店街から路地に入るところには、その遺構あるいは戦前構造の造りを見出すことができる。しかし老朽化ならびに所有者移転に伴う建て替えで減少している状況であるが、昭和の雰囲気を感じる場所はまだまだ身近に残るが、あまり奥までいってしまうと道に迷ってしまうこともある。

 ちなみに、千林商店街はダイエー発祥の地としても有名であり、日本で最初のスーパーマーケットと言われるダイエーは、「主婦の店 ダイエー薬局」として1957年に商店街の東端、京阪電車千林駅の前で開店しその後、1961年にはダイエー千林店が開店した。現在は閉店し新しい店舗が建っている。

 ホームページ「せんばやしどっとこむ」もあり、イベントや各店舗の情報が掲載されている。最近では"ハロウィンパーティーパレード2010"が開催された。また、今回紹介した以外にもさまざまな情報が載っており、初めての方は千林商店街にいく前にみて目当ての店舗をさがしたりするのもいいかもしれません。
 一度 ♪ふれあいの町せんばやし、千林商店街♪ に遊びに来られるのもよろしいのかと。

 せんばやし どっとこむ→http://www.senbayashi.com/