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忙中に閑あり

株式会社関西総合補償コンサルタント
 代表取締役 浜中 茂

 標題の通り今年も年末に入り、公私共に非常に忙しい時期の中突然、和歌山県海南市のY氏よりタイ釣の誘いの連絡が、入りました。もう一人は奈良市のT氏も連絡して同行するとの事私用が有りましたがタイ釣と聞いてはもちろん釣の方が優先いたします。(あわよくば正月用のニラミダイを確保出来るかもと)釣場所は和歌山県由良町大引の港より乗合船との事です。
 当日はY氏の事務所でAM4:00の待ち合わせ、天候は晴、風も強くは吹いていない釣日和です。車の運転中行きは良い良いで期待で胸を膨らませながら(しかし海の王様タイはそう簡単には釣れへんでと思いながら)T氏、Y氏の待ち合わせ場所へ同行3人、1台の車で出船予定の釣船店へ到着。出船はAM5時30分との事でしばし店で休憩していると店の黒板が目にはいりました。前日、前々日共1船、タイ1匹と書いてあります。悪い予感ですがしかし今日は釣ったるでと思いながら港へ……空を見上げると満天の星が目に入ります。
 話は、前後致しますがY氏は前日夜中12時頃まで飲酒していたとの事これは船酔しなければ良いがなぁと思いながらいよいよ期待を胸に船出です。当日の釣人全員7名、われわれは左舷に3人並んでの釣座です。Y氏がトモ(船尾)にT氏、私と並びました。船頭より竿、仕掛をもらいエサ(冷凍エビ)の付け方底の取り方等を教えてもらい釣の開始です。マキエをして手返しをくり返しますがマッタク当りなし、しかし私の隣の釣人(船首、釣座)が夜明け前に大きく竿が曲がっています。慎重に取り込んだのはタイです。計ると57cmの立派なタイです。釣人全員これで期待をもって手返しを致しますがマッタク当たりなし、そうこうしている内に私の心配した通りY氏が釣を止めて青い顔をしています。完全に船酔の様子である、大変苦しそうです。今度はマキエを始めました。アミエビのマキエではなく自分の口からのマキエです、最後には胃液まで出ている様子ほんとに苦しかったと思います。あとはキャビン(船室)でダウンです。
 私は船頭の勧めでマハゲ(カワハギ)釣に専念10数匹を確保これで少しですがミヤゲが出来ました。今度はT氏が船酔の様子、Y氏と同様口からのマキエが始まり苦しそうです。Y氏と同様船室でダウンです。船上りの12時30分迄2人共、船室でダウン魚の方はオデコ(ボウズ)に近い貧果でした。タイは同船者全員7名中1匹のみ他は2匹大きな魚が釣れていました。私達のクーラーの中は大きな氷ばかりT氏、Y氏船酔本当に気の毒でした。
 標題の通り忙中の閑でした。私は大物は釣れなかったんですが、自然の中での楽しい一日でした。